ガスガンの選び方|ガスブローバックの魅力と、冬に弱い理由
ガスガンとは何か
圧縮したガスの力で弾を飛ばすエアガンです。電気もばねも使いません。
弾倉(マガジン)にガスを注入し、その圧力で弾を押し出します。撃つたびにガスが減るので、途中で補充が必要になります。
| ガスガン | |
|---|---|
| 動力 | 圧縮ガス |
| 準備 | ガスの注入と弾の装填 |
| 気温の影響 | 大きい |
| 連射 | 製品による(単発が中心) |
| 音 | 大きめ。作動音が響きます |
ブローバックという仕組み
ガスガンの人気を支えているのがこれです。
撃つたびに、上のスライドやボルトが後ろに下がって戻ります。この動きによって、手に反動が伝わります。
何がうれしいのか
- 撃っている実感がある:ここに尽きます
- 動きが目に見える:眺めているだけでも楽しいという人が多い
- 操作が本物に近い:弾がなくなるとスライドが止まる製品もあります
- 音が気持ちいい:金属の作動音は電動ガンでは出せません
これは性能ではなく体験の話です。ここに価値を感じるかどうかで、買うべきかが決まります。
ブローバックしないタイプもある
スライドが動かない固定式のガスガンもあります。反動がないぶん、ガスの消費が少なく、命中精度が安定しやすいという利点があります。
電動ガンとの違い
| ガスガン | 電動ガン | |
|---|---|---|
| 作動感 | 反動がある | 反動はほぼない |
| 気温の影響 | 大きい | 小さい |
| 連射 | 製品による | 得意 |
| ランニングコスト | ガス代がかかる | 充電のみ |
| 準備の手間 | ガス注入が毎回 | 充電しておけば済む |
| 1日の運用 | ガスの残量を気にする | 気にしなくていい |
| 静かさ | 音が大きい | 比較的静か |
数字で比べると電動ガンが有利です。それでもガスガンが選ばれるのは、比較表に載らない部分に理由があるからです。
最初の1挺の選び方は初めての電動ガンの選び方にまとめています。
ガスガンの種類
ハンドガンタイプ
ガスガンで最も多い形です。サバゲーではサブウェポンとして使われます。
- 小さくて持ち運びやすい:腰のホルスターに入ります
- 屋内CQBで使いやすい:取り回しが利きます
- ブローバックの魅力が味わいやすい
- 使いどころはハンドガンは必要?で詳しく
ライフルタイプ(ガスブローバックライフル)
主力として使う人もいます。反動が大きく、満足感は高いです。
- 反動が強く、撃っていて楽しい
- ガスの消費が早い:予備の弾倉が複数必要になります
- 気温の影響が特に出やすい
- 価格は高めの傾向があります
ガスショットガンなど
一度に複数の弾が出るタイプもあります。近距離で強く、屋内で人気です。ただしフィールドによって使用条件が定められていることがあります。
冬に弱い理由と対策
ここがガスガン最大の弱点です。知らずに冬に持って行くと、まともに動きません。
なぜ弱くなるのか
ガスは気温が下がると圧力が落ちます。圧力が落ちれば、弾を押し出す力もスライドを動かす力も弱くなります。
| 起きること | 症状 |
|---|---|
| 圧力が下がる | 弾が飛ばない、初速が落ちる |
| 作動が鈍る | スライドが最後まで下がらない |
| 連続で撃つと冷える | 撃つほど弱くなる(気化冷却) |
| 弾倉が冷たくなる | 手で持つと冷えを感じます |
できる対策
- 弾倉を体の近くで温めておく:一番効きます。ポケットやポーチに入れておきます
- 弾倉を複数用意して交代で使う:冷えたものを休ませます
- 連続で撃ちすぎない:間隔を空けると回復します
- 気温に合った種類のガスを選ぶ:ただし製品の指定を守ることが前提です
- 冬は電動ガンを主力にする:これが最も現実的な解決策です
冬の準備全般は冬のサバゲー対策にまとめました。
ガスの扱いと注意点
ここは安全に直結するので、しっかり書きます。
- 製品ごとに使えるガスが指定されています:指定外を使うと破損や事故につながります。説明書に従ってください
- ガス缶は高温になる場所に置かない:夏の車内は特に危険です
- 火気の近くで扱わない
- フィールドによって使用可能なガスに制限があります:事前に規定を確認してください
- 注入時に手が冷えることがあります:素手での長時間の作業は避けてください
- 持ち運び・保管の方法も確認:エアガンの持ち運びと保管で扱っています
買うタイミング
最初の1挺には向きません。理由は3つです。
- 1日を安定して戦えない気温とガスの残量に左右されます。初心者はまず撃つ回数を稼ぐ方が大事です。
- 管理する項目が増えるガスの補充、気温への対応、規定の確認。覚えることが多いうちは負担になります。
- 費用が読みにくいガス代が継続してかかります。費用の記事はこちら。
買っていいタイミング
- 電動ガンで何回か遊んで、流れがわかってきた
- サブウェポンが欲しくなった:ハンドガンから入るのが定番です
- 作動感そのものを楽しみたくなった:これが一番いい動機です
- 屋内フィールドによく行く:空調のある施設なら冬の影響が小さくなります(屋内フィールド51選)
買う場所についてはエアガンはどこで買う?で解説しています。ガスガンは特に、実店舗で動かしてから選ぶ価値があります。
屋内CQBは距離が近く、ハンドガンの出番が多いフィールドです。空調がある施設なら冬の影響も抑えられます。全国47都道府県・198か所を掲載中。
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