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エアガンのメンテナンス|遊んだあとにやることと、やらなくていいこと
調子が悪くなってから直すより、悪くならないようにする方がずっと簡単です。とはいえ、初心者が最初からやるべきことはそう多くありません。この記事ではゲーム後・定期・長期保管の3段階に分け、やることとやらなくていいことを分けて整理します。すでに調子が悪い場合は電動ガンの故障かな?と思ったときをご覧ください。
手入れの目的は「壊さないこと」
性能を上げるためではありません。ここを勘違いすると、余計なことをして壊します。
エアガンが不調になる原因は、だいたい決まっています。
| 原因 | 起きること |
|---|---|
| 砂・泥・ほこり | 内部に入り込み、給弾不良や動作不良 |
| 湿気・水分 | さびや電気系のトラブル |
| バッテリーの放置 | 寿命が縮む。最悪は使えなくなる |
| マガジンに弾を入れたまま | ばねが弱る。給弾が悪くなる |
| 汚れた弾を使う | 銃身の中が汚れ、弾道が乱れる |
これらを避けるだけで、故障の大半は防げます。
ゲームから帰ったらやること
疲れていても、この3つだけはやってください。5分で終わります。
- マガジンから弾を抜く入れっぱなしにするとばねが弱ります。多弾はゼンマイも戻しておきます。マガジンの記事はこちら。
- バッテリーを外すつないだままにしない。これは安全のためでもあります。保管方法はバッテリー管理の記事で。
- 外側の汚れを拭く乾いた布で土やほこりを落とします。濡れた場合は特に念入りに拭いて乾かしてください。
雨や泥だったとき
- 水分をよく拭き取り、風通しのいい場所で乾かす
- ケースに入れっぱなしにしない(湿気がこもります)
- 可動部に土が入っていないか目視で確認
- 翌日にもう一度、動くか確かめる
安全の確認を先に:手入れを始める前に必ずマガジンを抜き、弾が残っていないことを確認してください。バッテリーも外します。室内で意図せず発射する事故は、この手順を飛ばしたときに起きます。
数回に一度やること
銃身の中を通す
弾道が乱れてきたと感じたらのタイミングでも構いません。目安は数回のゲームごとです。
- 掃除用の棒に清掃用の布を巻いて、やさしく通す
- 強くこすらない:内部を傷つけると弾道が悪化します
- 布が黒くなるうちは繰り返し、きれいになったら終わり
- 作業のあと、ホップの効き具合を確認します(ホップアップの記事)
そのほかの点検
- ネジのゆるみ:ストックやレールのがたつき
- マガジンの給弾:スムーズに上がってくるか
- 光学機器の電池:ダットサイトは電池切れに注意(ダットサイトの記事)
- 動作音の変化:前と違う音がしたら要注意です
長期間使わないとき
数か月置くなら、この準備をしておくと復帰が楽です。
| やること | 理由 |
|---|---|
| 弾を全部抜く | 本体・マガジンとも。ばねの負担を減らす |
| バッテリーを外して保管 | 種類ごとに適した保管状態があります |
| 汚れを落として乾かす | 湿気を持ち込まない |
| ケースに入れて保管 | 保管の記事はこちら |
| 直射日光を避ける | 樹脂部品が傷みます |
| 湿気の多い場所を避ける | 押し入れの奥は注意が必要です |
久しぶりに使う日は、前日に動作確認をしてください。いきなりフィールドで動かないことがあります。前日準備はこちらの記事にまとめました。
そろえておく道具
| 道具 | 用途 |
|---|---|
| 清掃用の棒(クリーニングロッド) | 銃身の中を通す。付属していることも |
| 清掃用の布・シート | 棒に巻いて使います |
| 乾いた布 | 外装の拭き取り。何でも構いません |
| 六角レンチ | ネジの締め直し。サイズを確認して |
| 専用の油 | 製品指定のものだけ。下の注意を参照 |
| ブラシ | 細かい部分の土落とし |
油は「指定されたもの」以外を使わないでください:種類を間違えると内部の樹脂やゴムを傷めます。特に潤滑用のスプレーは、成分によって部品を溶かすことがあります。取扱説明書に従い、迷ったらショップに相談してください。
やらない方がいいこと
初心者がやりがちで、結果的に壊すパターンです。
- 内部を分解する:元に戻せなくなります。次の章で詳しく
- 油を大量に差す:ほこりを吸って逆効果です
- 銃身を強くこする:傷が付くと弾道が悪くなります
- ホップを何度もいじる:基準がわからなくなります
- 水洗いする:電気系が入っています。絶対に避けてください
- 強い力でネジを締める:樹脂のネジ穴は簡単につぶれます
ショップに任せる判断
自分でやる範囲と、任せる範囲を分けておくと安全です。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 外側の汚れ・銃身の掃除 | 自分でOK |
| ネジの締め直し | 自分でOK(力を入れすぎない) |
| マガジンの調子が悪い | まず別のマガジンで確認 |
| 動かない・異音がする | ショップへ |
| 初速が変わった気がする | ショップへ。規定に関わります |
| 中を開ける必要がある | ショップへ |
初速に関わる作業は特に慎重に:内部をいじると初速が変わり、フィールドの規定を超えてしまうことがあります。規定を超えた銃は使用できず、危険でもあります。初速とジュールの記事はこちら。
ショップの探し方はエアガンはどこで買う?で扱っています。買った店に相談するのが一番早いです。
手入れした銃を試す場所を探す
シューティングレンジのあるフィールドなら、実際に撃って確認できます。全国47都道府県・198か所を掲載中。設備の詳細は各フィールドの公式サイトでご確認ください。
フィールドを検索する ▸よくある質問
メンテナンスは毎回必要ですか?
毎回やるのは3つだけです。弾を抜く、バッテリーを外す、外側を拭く。分解を伴う手入れは頻繁にやる必要はありません。
銃身の掃除はどのくらいの頻度で?
数回のゲームごと、または弾道が乱れたと感じたときが目安です。汚れた弾を使った日は早めにやってください。
油はどこに差せばいいですか?
製品によって指定が違います。説明書に書かれた箇所と種類に従ってください。書かれていない場所に差すと、かえって不調の原因になります。
自分で分解しても大丈夫ですか?
おすすめしません。元に戻せない、保証が受けられなくなる、初速が変わるといったリスクがあります。ショップに依頼してください。
レンタルの銃も手入れが必要ですか?
不要です。フィールドが管理しています。調子が悪いと感じたらスタッフに伝えて交換してもらってください。レンタル装備ガイドはこちら。
中古で買った銃はどうすればいいですか?
まず初速を測ってもらうのが安全です。前の持ち主が中をいじっている可能性があります。フィールドの計測やショップで確認してください。